萩原酒造は茨城県猿島郡境町にあります。境町は、利根川を挟んで千葉県の関宿町(現在・野田市)と対面しており、利根川流域の恵まれた水利を生かして室町時代から交通の要所として栄えました。弊社が酒造りを始めたのは、安政2年(1855年)初代藤右衛門から現在で6代目となります。清酒「徳正宗(とくまさむね)」は、「興至れば酒を酌み、興さめればそれを補う、人生の哀歓とともに、酒ありてそれを酒徳という」から命名したと伝え聞いております。
近年は日本酒離れが進み、菓子や化粧品といった酒以外の方向を模索する酒蔵も多くなって参りました。その中でも萩原酒造は昔ながらの酒蔵を守り、品質の良い美味しい日本酒を届けたいと願っております。時代が変わり、酒の飲み方にも変化が訪れていますが、伝統を守りつつもお客様から新しいと言っていただけるよう、挑戦する心を忘れない熱い酒蔵でありたいと思います。
当社は、原料であるお米につきまして、100%国産米 を使用しております。どうぞ安心してお召し上がり下さい。
当蔵元では店頭販売もしております。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。